ソーラーウォールPV/T原理と仕組み


 

低コストなソーラーウォールが太陽光発電効率を向上させる

ほとんどの場合、太陽光発電パネルは電気よりもはるかに多くの熱を発生させる。そのためソーラー効率はわずか約10%~15%に留まる。さらに、太陽光発電パネルの温度が1℃上昇するごとに電気出力効率は0.4% ~0.5%も下落する。この余分な熱による過熱が太陽光発電パネルに損傷を与えることもあり、耐用年数を短くしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽電池の背面と周囲の空気の流れを均等に維持すると、多くの熱を分散することができ、PV/Tシステムの効率(電気+熱)は50%以上になる。だから、ソーラーウォールは、投資の回収期間を大幅に短縮することが出来る。ソーラーウォールは太陽光発電モジュールの下に設置するので、余分なスペースを確保する必要もない。 設置は早くて、簡単である。

太陽光発電モジュール配置は、重要なポイントだ。太陽光発電モジュールが隙間なく屋根の斜面に取り付けられると、熱を逃がすことができない。その余分な熱で太陽電池の表面がオーバーヒートする可能性がある。ソーラーウォールとともに設置すれば、屋根と太陽光発電モジュールとの間に加熱を防ぐための小さな隙間を作ることが出来る。熱くなった太陽光発電モジュールを冷ます均等な空気の流れが不可欠である。特に、夏の間はとても重要なポイントとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソーラーウォールが太陽電池の過熱を防ぐ

太陽光発電・熱エネルギーシステムとしても知られる「トータルエネルギー方式」は、太陽光を電気に変換、残留熱エネルギーを収集し、熱と電気二つのエネルギーを利用可能にする。 

太陽光発電モジュールと低コストなソーラーウォールパネルの組合わせ、ソーラーウォールPV/Tは通常の太陽光発電モジュールに比べて、3倍以上のエネルギー(電気+熱エネルギー)を生産することができる。
 

太陽光発電の問題を解決するソーラーウォールPV/T


ソーラーウォールパネルとその上に取り付ける太陽電池は、普通の太陽光発電装置と同じように屋根(外壁も可)に設置できる。ソーラーウォールパネルは1㎡当たり2,500もの穴があいているので、多くの空気が流れ、太陽電池モジュールの背面の空気流れを均等にし、太陽電池を冷却する。

太陽電池モジュールからの余分な熱は、ソーラーウォールの穴を通り、建物とソーラーウォールの間の空間に吸収される。 通常、この余分な熱は無駄で使われることはないが、ソーラーウォールPV/Tは寒い季節にはこの暖かい空気を建物の換気システムに取り込み、暖かい新鮮な空気の供給源となる。

暑い季節の場合、ソーラーウォールの作る空気の流れが太陽電池モジュールの冷却を続けるにもかかわらず、ダンパーによって熱い空気が建物内に取り込まれることはない。